ボランティア事業について VOLUNTEERS
中国におけるボランティア事業
中国政府の科学技術部傘下の中国科学技術交流中心をはじめ、各地方の受け入れ窓口を通じ、 農・畜・水産業、工業、経営管理等の専門家を派遣しています。派遣者総数は 3,901人(2021年3月末現在)です。1983年に胡耀邦総書記から日本の中高年技術者による技術支援の要請があり、中曽根総理とのトップ会談での基本合意を受け1985年に派遣を開始し、今日に至っています。
(3)マルチフィルムの開発 / 西安省 中国 2017年2月
(4) 土壌調査 / 陜西省 2018年6月
(5)果樹栽培技術指導 剪定・病害虫 / 陜西省 西安市 2017年2月
(6) トマト栽培技術指導 / 北京市・中国 2018年7月
2018年12月11日付け環球時報に国家友誼賞受賞者の奈良県の宮本重信会員、長野県の塩崎三郎会員、千葉県の香取茂男会員が写真入りで掲載されました。(写真(7))
(7)環球時報への掲載 / 2018年11月
また、同年12月28日付け人民日報にも塩崎三郎会員の記事が掲載となりました。記事の大見出しは、”日本シルバーボランティアズの専門家が中国農業の改革開放に協力”となっております。
中国科学技術部 張建国副部長が来日し、懇談会が2019年4月7日東京で開催されました。
張建国副部長 (国家専家局局長)、徐晧慶外国服務司司長を始め一行6名と駐日本大使館、日中人材交流協会(専家局東京駐在)、日本医療研究開発機構、朝日大学、レアアース磁性晧材料研究所、日本工学アカデミー、日本技能者交流センター、東京工芸大学等々10名が出席しました。
JSVより丸山理事長(当時)、塩崎三郎会員、山本国義会員が出席しました。(写真(8))
(8)中国科学技術部 張建国副部長 来日時懇親会にて(2019年4月7日)
一列目 中央 張副部長 一番左 丸山俊二理事長
二列目 張副部長右後 塩崎三郎会員 その右隣 山本国義会員
中国からの依頼がある項目についての詳細は 分野別派遣 要請項目一覧表をご参照の上お気軽にお問い 合わせ下さい。
中国関連の動き
中国派遣担当 荻野健一
皆さまには長いコロナ禍の中、お元気にお過ごしのことと存じます。
JSV NEWS 99号にて2021年7月現在の状況を報告致しましたが、残念ながら日中両国の感染状況は現在も続いており、中国各地では散見される程度に下火になっているものの、日本は予断を許さない状況が継続しています。
中国科学技術交流中心・柏燕秋日本処長とはチャットや電話にて定期的に情報交換をしております。この2年近いコロナ禍にてJSV創立以来行って来た専門家派遣による現地指導方式には悲観的な見方が出されております。
コロナ後の国際交流にも大きな変化があると予想され、従来方式の可能性は極めて難しいと予想されています。 皆さまにはお身体ご自愛されお過ごしください。